『日本史論』

小路田泰直・編著


定 価: 3,850円
発売日: 2017年3月1日
判型/頁: 四六判 並製 306頁
ISBN: 9784906822874

●日本と世界をつなぐ大動脈・黒潮の 重要性に着目。
●黒潮がぶつかる紀伊半島、なかで も交通の要衝・吉野、そして大和 が日本の中心であったことを証明。
●「聖地大和」を歴史的に解明。

◉第1部 日本史論―黒潮と大和の地平から
●第1章 邪馬台国論争再論
●第2章 日本の形成と黒潮の道
●第3章 日本の建国
●第4章 天皇制国家の誕生へ
●第5章 王権の大和離脱とその帰結
●第6章 聖地大和の誕生
●第7章 悟りから公議 輿論へ

◉第2部 論点
●西村 さとみ 大和と吉野 ―壬申の乱の前後
●斉藤 恵美 熊野の神と本質
●西谷地晴美 熊野街道の夜
●村上麻佑子 装飾品から考える人間社会

●小路田 泰直(こじた・やすなお)

1954年生まれ。奈良女子大学STEAM・融合教育開発機構特任教授。研究分野は 日本近代史。
 おもな著書に『日本史の思想― アジア主義と日本主 義の相克』(柏書房)、『「邪馬台国」と日本人』(平凡 社新書)、『日本近代の起源―三・一一の必然を求めて』(敬文舎)、 『日本史の政治哲学―非西洋的民主主 義の源流』(かもがわ出版)がある。 專門分化し視線では見えないものが、地域や生活の場にはある。それを読み解くための歴史学を今は目指している。

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