考古7『八ヶ岳西麓の縄文文化—二つの国宝土偶と黒曜石の里』
鵜飼 幸雄
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◆5000年前の人びとの暮らしとは?
縄文時代中期に花開いた八ヶ岳西麓の文化と社会を明らかにする
諏訪湖東部、八ヶ岳の西側麓から、「縄文のビーナス」と「仮面の土偶」という二つの国宝土偶が出土した。北には、黒曜石を産する場所があり、縄文中期の人々の高度な文化と暮らしが明らかになってきた。諏訪大社の御柱行事との関連も含め、八ヶ岳西麓の縄文文化を明らかにする。
<目次>
◉第1章 縄文文化の象徴
◉第2章 北山浦の環境と縄文中期の遺跡
◉第3章 縄文文化繁栄の姿
◉第4章 黒曜石の文化力
◉第5章 縄文の立柱祭祀とおんばしら
●鵜飼 幸雄(うかい・ゆきお)
長野県生まれ。立正大学文学部史学科考古学専攻卒業。前・茅野市尖石縄文考古館館長