継体大王遠征記
伊達 興治
継体大王の一生と日本草創期の風景を描く!!
幼少期を越前で過ごした男大迹が いかにして大和に入り継体として即位したか? 5世紀末から6世紀前半にかけての情勢を、筑紫の磐井とともに描く。
<本書の特色>
◉『日本書紀』に描かれた継体の生涯を物語化。
◉ 諸国の豪族との交渉、産業の勃興、朝鮮半島との関係など、継体の活躍と6世紀前半の日本の風景に迫る。
◉ 地図や写真を多用!人名や地名などの固有名詞にふりがなを付け、読みやすくした。
第一部 男大迹、越前に地歩を築く
第二部 近江を経て淀川右岸へと進出
第三部 即位後、磐余入京に歳月を重ねる
第四部 筑紫君磐井との命運を賭した戦い
第五部 継体大王の崩御とその後の内外情勢
●伊達 興治(だておきはる)
1940 年生まれ。66 年、東京大学法学部卒業。 警察庁入庁後、警視庁警備部長、千葉および北 海道警察本部長、警察庁警備局長を歴任。日本 製鐵株式會社などに在籍。東大拳法会前会長。