『ほろ酔いばなし 酒の日本文化史』
横田 弘幸
縄文時代から現代まで、日本人と酒の関わりを、歴史・民俗・文学などに探る。
◉本書の特色
明るい酒、楽しい酒、悲しい酒、侘しい酒、酒による失敗話・・・。日本酒をこよなく愛する著者が、歴史・民俗・文学などから日本人と酒に関する話を拾い集め、現地踏査をしながらまとめた「日本人の酒」の本。縄文時代から現代に至るおもしろ話53話のほか、都道府県別酒豪タイプ出現率、コハシミズの湧水一覧、甘辛度・濃淡どの県別分布度などの楽しいデータやコラム、日本酒の造り方や日本酒の将来を見つめた辛口エッセイなど、日本酒好きの読者に送る渾身の書。
第一章 日本の酒前史
第二章 神々の酒
第三章 都の酒、鄙の酒
第四章 武家の酒、争いの酒
第五章 寺の酒、桶の酒
第六章 下り酒、居酒屋酒
第七章 酒の今
日本酒はどこへ
日本酒はこう造る
●横田 弘幸(よこた・ひろゆき)
1952年東京出身。ジャーナリスト。読売新聞東京本社社会部記者などを経て、元読売日本交響楽団理事長。現在、日本記者クラブ会員、日本オペラ振興会評議員。著書に『やさしい環境問題のはなし』(法学書院)など。