『縄紋時代史<中> 地域集団の繁栄』
安斎 正人
縄文時代早・前・中期を収録
「気候変動と縄紋文化の変化」「自然と人間の相互依存関係」
「地域集団のネットワーク」など、新しい視点でとらえなおした縄紋時代史の決定版!
◉中巻(縄紋時代、早・前・中期)目次
[第五章]
・縄紋海進
・定住集落の出現
・八二〇〇年前の気候変動
・海辺の景観
[第六章]
・地域集団の顕現
・大型集落の形成
・五九〇〇年前の気候変動
・退役狩猟者(エリート)層
[第七章]
・地域集団の共存共栄
・環状集落
・過剰デザイン
・集団間ネットワーク
[第八章]
・地域集団の再編
・四九〇〇年前の大変動
・曽利式土器分布圏
・加曽利E式土器分布圏
・変化の前兆
●安斎 正人(あんざい まさひと)
1945年、旧満州生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。元東北芸術工科大学東北文化研究センター教授。縄紋文化の変化と気候変動との関連を考えてきた。