『図像考古学』ーー"かたち"の"こころ"
辰巳 和弘
古代人が残したさまざまな〝かたち"は、何を物語るのか?それらを読み解くことで、古代人の〝こころ"に迫る!
【目次】
◉図像考古学 ―〝かたち″の〝こころ″
◉壺形墳の誕生と卑弥呼の鬼道
◉倭人の〝こころ″を探る
◉門に立つ杖
―極楽寺ヒビキ遺跡と古代葛城
◉古墳壁画三題
◉「他界の王宮」創造
●辰巳 和弘(たつみ・きみゆき)
1946年、大阪市生まれ。同志社大学大学院修士課程修了。静岡県教育委員会指導主事、静岡県立高校教諭、同志社大学歴史資料館教授。専門は日本考古学・古代学。主な著書に『「黄泉の国」の考古学』(講談社現代新書)、『聖樹と古代大和の王宮』(中央公論新社)、『他界へ翔る船』(新泉社)などがある。