(増補版)『密行』
ーー最後の伴天連シドッティ
古居 智子
イタリア、フランスでも出版された話題の書
切支丹屋敷跡から発掘された遺骨がDNA鑑定の結果、新井白石に『西洋紀聞』を書かせ、日本史に大きな足跡を残したイタリア人宣教師シドッティのものと確定した。捕らえられてもなお信仰を捨てず、密かに布教を実践したシドッティに
今、バチカンで〝列福〞の声が高まっている!
●古居 智子(ふるい・ともこ)
著書に『ウィルソンの屋久島― 100 年の記憶の旅路』(KTC 中央出版)、『ウィルソンが見た鹿児島―プラント・ハンターの足跡を追って』(南方新社)、『ウィルソン 沖縄の旅1917』(琉球新報社)など多数。